【さよなら童話の境界線vol.3】展示会の様子と解説!
2019年10月22日~27日の間、開催されました【さよなら童話の境界線vol.3】の様子をご紹介したいと思います。
開催場所は、原宿駅から徒歩8分程の場所にあるデザインフェスタギャラリー原宿です。
こちらのギャラリーはWESTとEASTと展示場所が分かれていており、私たちはEASTの102のお部屋で展示をさせていただきました。
私はこちらのギャラリーでの展示は初めてで、実はここで展示することがずっと夢でもありました。
原宿竹下通りから近いということもあり、外国のお客様も多く、よりたくさんの方に作品を観てもらえるかもという期待が大いにあったからです。
デザインフェスタギャラリーとは?
デザインフェスタギャラリーは、
「表現している全ての人のための開かれた場所をつくる」
というアートイベントデザインフェスタのコンセプトをそのままに、1998年の春、原宿にオープンしました。
どんな人でも出展が出来る、全てのアーティストのためのギャラリーです。
今回、こちらで開催したグループ展【さよなら童話の境界線vol.3】は、10名の作家が同じテーマで作品を作り、ひとつのスペースを貸し切って展示をする合同展示会です。
イラストの他にもアクセサリーやポストカードなど、イラストに留まらず様々な表現方法で作品を展示・販売をしました。
カフェやお食事処もあるギャラリー
ギャラリーには絵やアート作品だけでなく、カフェがあるところも多いですが、デザインフェスタギャラリーにもカフェやお食事処があります。
この粋なイラストが目印のデザインフェスタ カフェ アンド バー。ドリンクや軽食の他にもお酒を飲むことができます。
たくさん作品を観てちょっと疲れたら、ここで休憩をしてから、またギャラリー内を探索するのもいいかもしれませんね。
落ち着いてがっつりお食事したい方は、カフェ隣のさくら亭でお好み焼きを食べるのもいいと思います。
展示作品の解説!
【さよなら童話の境界線】は、童話のキャラクターをどのように描くかが悩むところでした。
今回強く意識したことは、外国人の方に注目してもらいたい!ということです。
近くに竹下通りがあるので、多くの外国人の方がギャラリーに出入りしていることは何度かギャラリーを訪れて感じていました。
これは貴重なチャンスだと思い、イラストの方向性を「和」に持っていくことにしました。
日本のお話を使うのは少しひねりがないかな…と考えて西洋の童話を、できれば誰もが知っている童話のキャラクターを日本風にアレンジすることを思いつきました。
←こちらは在廊中に首から下げていた名札です。
作品のイラストを名札にするとお客様にもわかりやすいかなと思い、展示の時に名札をつくるようにしています。
左から、シンデレラ・赤ずきん・人魚姫です
『 童話×花魁 』をテーマに、花魁の資料とにらめっこしながら、どうイラストに落とし込むかに時間を費やしました。
こだわりポイント!
そして、私がこだわったところですが…、
人魚姫のかんざしには珊瑚を。
シンデレラの頭にはティアラの櫛飾りを、着物の柄にはお花を描きました。
一番のお気に入りは、ガラスの下駄です!
他にも描きたいキャラクターはたくさんいましたが、花魁姿で特徴を出すのが難しかったので、この女の子たちになりました。
さいごに
観に来てくださいました皆さま、一緒に展示をしました皆さま、ギャラリースタッフの皆さまに感謝を申し上げます。
絵を描いて展示をするにも、展示する場所がなければ展示は出来ません。
企画、展示をしても、その展示会を観に来てくださる皆さまがいなければ、作品を観ていただきたいという目的も達成はされません。
たくさんの人が関わって実現できたことを、毎回展示をするたびにありがたく思っています。
そして、グループ展を企画し主催をしてくださった方々にも感謝を申し上げます。
またいつか、展示会場でお会いできるのを楽しみに、創作活動に励みたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また(o・・o)/!